『季をつむぐ』
季節、自然、文化、そして、人…。たくさんのものがつむぎあい、移ろいゆくときをそっと彩る、かけがいのない空間。
親から子へ、子から孫へと伝えてきたもてなしの精神。『料亭 嵯峨野』の大切にしたい心です。
旬の食材で季節の移ろいを膳組の趣向に取り入れた料理を基本に、繊細かつ独創的な品々を楽しんでいただけます。
料理を引き立てる器の調和が織りなす気品ただようみやびなお味を楽しんでいただけます。
昭和四十二年、福岡市中洲に最初の店を出して以来料理はもちろん、店の佇まい、部屋のしつらえなど空間を含めたすべてのもてなしを提供する料亭です。
「青々した竹が川風に揺らぐ」はじめに嵯峨野からうけた印象がこの建築を生む発端です。建築は数寄屋で纏めており茶の湯に始まった数寄屋は日本人の自然観を根底に育まれました。材料は青森の山から直に木を伐って揃えることができ、職人も棟梁はじめ、手練れの大工が結集しました。
日本の文化が凝縮された料亭文化を守り、伝統に則った日本建築。季節感を大切にし、日本の祭り事を室礼や膳組に盛り込み、日本の美を守り伝える役割があります。
日頃触れる機会の少ない伝統芸能や匠の技、お座敷文化などを知ることで日本の美学の真髄が見えてきます。それは季節を感じ、旬をいただく日本人の心の文化を大切にしています。
博多の「住吉神社」は、平安の昔から筑前国一ノ宮として朝廷にも尊崇され、全国にその名を知られた由緒ある神社。深い木立の中に静かに佇む本殿と拝殿は黒田長政が建立したものです。嵯峨野から神社まで徒歩での参進もできる為、参拝者からも祝福の拍手が贈られることも。
〒810-0023 福岡市中央区警固2-13-7 警固ランドマークタワーⅠ 5F
〒892-0826 鹿児島県鹿児島市呉服町4-1 酒井商事ビル